10月24日(土)~25日(日)【見学会】開放感あふれるオリジナルスタイルの家

【コラム】想いをつなぐ浜松建設のリフォーム②

【コラム・かいてきライフ】vol.110 ~想いをつなぐ浜松建設のリフォーム②

 

前回のコラムはこちら

 

佐賀県⼤町町にある築130年の家のリフォームの後編です。担当の⼭本さんが特に思い⼊れがあると話すこのリフォーム。今回もおもしろい話が聞けそうです!

 

――前回の続きということで、築130年お⽴派な家の広い⼟間の話からうかがいます。⼭本さんが思わず「わぁ!」と声をあげた広さでしたね。

 

 

⼭本「そうです!この広さの⼟間、今の家にはないですよね!とても雰囲気がいいですし、 その良さを残して⽣まれ変わらせるにはどうしたらいいか、お客様と⼀緒に考えました。」

 

――そして、こちらが⽣まれ変わった姿です。

 

 

――素晴らしい!!全体的に新しくしながら、⻑く積み重ねた時間が醸し出す重厚さ。新築では到底出せないですね!

 

⼭本「ありがとうございます。」

 

――⼀番の変化はやっぱり⼟間ですね。今回採⽤したコレは・・・?

 

⼭本「御影⽯です。本物です。御影⽯⾵のタイルも商品としてあるんですけど、ご主⼈が『やっぱりこの家は本物じゃないと。』とおっしゃって。お値段は全然違うんですけど、この質感はやっぱり本物でしか出せません。」

 

――写真で⾒てもこの⾼級感ですから、直に⾒たり、踏みしめたりしたら・・・。贅沢ですね〜。で、写真左側の建具も新しくなったみたいですね。

 

⼭本「はい、新しく作った造作の障⼦⾵建具です。実は、私の中ではもうちょっと障⼦の桟⽊を少なくして四⾓を⼤きくしようとデザインしていたんですが、職⼈さんから『もう少し桟⽊を多くした⽅が強度が増す』とアドバイスされて今のデザインにしました。私もデザインにはこだわっていたんですが、時間が経って反ってしまったりしてお客様が使いにくいと感じてしまって、使わなくなったらいけないので。」

 

――物を買った時もそうですけど、使いにくさがストレスになって、それが積み重なると無意識に使わなくなってしまうもんですよね。

 

⼭本「せっかくリフォームしてくださったので末永く使っていただきたいですよね。この建具も⻑くストレスを感じずに開け閉めしていただきたいので、豊富な知識と経験を持つ職⼈さんと話し合って決めました。こういう意⾒は本当にありがたいです。」

 

――にしても新しく作ったのにユーズド感があって、反対側の建具とも統⼀感があって、、、って写真右側の建具は?

 

⼭本「コレは前からのものです。リフォーム前の写真と⾒⽐べるとわかると思いますが、ガラスが⼀緒ですよね?このまま使えそうだったので、キレイに塗装しているだけです。それともうひとつ。天井もそのままなんですよ!全く⼿をつけていません!」

 

――ホントだ!・・・でも改めて⾒ると⽴派な梁ですよね〜。リフォーム前の写真だと埋もれてしまって⽬⽴たなかったですけど。天井そのものには⼿を加えなくても、しっかり⽬⽴たせることができるんだ。

 

⼭本「この⽞関にはもう⼀つこだわりポイントがありまして、ココなんですけど。」

 

 

――ここは、さっきの全体写真の右側建具の奥ですか?リフォーム前の写真だと、あまり使われていた感じがしない場所ですが。

 

⼭本「ここは2階への階段の下にあたる場所なんですけど、全体の⾊と同じ⾊で塗装した縦格⼦の建具を作りました。格⼦なので当然隙間が空いているんですけど、向こう側が⾒えませんよね?実は・・・。」

 

 

――あ!シューズクローゼットでしたか!

 

⼭本「でした!⽩の枠の棚でも、外から⾒えにくかったでしょう?今、シューズクローゼットの中の照明をつけているこの状態で、格⼦建具を閉めると・・・。」

 

 

――なんとなく『棚があるな』とわかる程度で、並べている靴は⾒えにくいですね!

 

⼭本「そうです。照明をつけていても建具を閉めれば靴が⾒えないように、ギリギリの隙間間隔を計算して縦格⼦を作ってもらったんです!」

 

――それこそ、ミリ単位レベルのこだわり、ですかね?ガラスを貼ったりもしてないから、 シューズクローゼットの中の通気性もあっていいですね!

 

 

――これまで、庭とコーヒーを楽しむ部屋と⽞関⼟間の話をうかがいました。やっぱりリフォーム前の写真を⾒ても、私のような素⼈には『コレがどこまで変化するのか』は想像がつかないですね。だからリフォーム後の姿には驚かされるんですけどね。

 

⼭本「特にお客様にとっては、ずっと住んでいる現状の姿に慣れてしまってるせいもあって、変化の想像しづらいでしょうね。ですので最初にパース(設計図)を描いて持っていくと⼤体のイメージをお伝えすることができます。そこで『いいですね』と⾔っていただけて、お客様の希望や意⾒をうかがって、逆に提案をさせていただいて・・・話し合いの積み重ねですね。⼀度お客様に認めていただけたら、ほかの部屋のアイデアも提案して、リフォームの計画が家全体に広がっていきました。庭を⾒ながらお茶ができる部屋の隣がこういう状態 で・・・。」

 

 

――あら。あまり使われていた形跡がないですね。

 

⼭本「物置にしていたそうですが、実際は『開かずの間』だったそうで。せっかくの掃き出し窓も開けられなかったそうです。そこで『掃き出し窓から外に出られるなら、⼲した洗濯物を取り込んで畳む作業スペースにしたらどうですか?』と提案しました。」

 

 

――お!これがリフォームで誕⽣した作業スペースですね!

 

⼭本「作業がしやすいようにカウンターを置き、この隣の部屋にはウォークインクローゼットを作ったんです。今まで使っていなかった『開かずの間』が活⽤されるようになって、私も嬉しいですね。」

 

――家事、といえばキッチンですよね?まずはリフォーム前の写真が・・・。

 

 

――ほほう。築130年とはいえシステムキッチンが⼊っていて、⼀度リフォームをされたんですね。

 

⼭本「そうですね。壁も天井も床もその時に新しくされたみたいで。でもそのリフォーム前は『かまど』があったそうなんです!それで私、想像してみたんです。貼ってある天井を外してみたらどうなっているんだろうと。」

 

――だって築130年の⼤きな家を⽀えている構造が眠っているんですよね?

 

⼭本「多分、⼤きな梁があるはずなんですよ。でもお客様も『随分前のことだからわからない』と。で、天井を外してみたら・・・やっぱり⽴派な梁が出てきたんです!しかも『かまど』があった場所なので、いい具合にススで⾊がついているんです!いや正直に⾔うと、ススで汚れてまくっていまして(笑)職⼈さんが真っ⿊になりながら作業してくれました。ただ、梁はこのススのおかげで凄くいい⾊に仕上がっていたんです!」

 

――そのリフォーム後の写真がコレですか!

 

 

――いやこれはまた⽴派すぎる梁ですね!!!

 

⼭本「でしょう?この梁も塗装をかけていません。そのまんまの⾊です。」

 

――天井の裏側にこんな梁が隠れていたとは!130年前の⽊ですもんね。お宝ですよ!で、合わせてクロスも新調されたんですね。

 

⼭本「クロスは選択肢がたくさんあるからお客様も悩まれていました。クロスのサンプルもいくつも持って⾏きましたが、最終的には『和の感じ』が決め⼿でしたね。和テイストの塗り壁調クロスを提案させていただいたら『私もそう思った』と⾔っていただき、決まりました。その次に天井のクロスをまた悩まれたんですが、確かに同じグレーでもトーンや柄で印象が違ってくるんですよね。そう⾔う時も、まずはお客様のご希望やご意⾒をうかがって、イメージがわく素材を持っていって「あう」か「あわない」かを判断していただき、こちらから提案していく・・・という⾵に、常にお客様と⼆⼈三脚で作り上げています。」

 

――いかにご希望を叶えることができるか、そして提案することできるか、ですね。

 

 

⼭本「この部屋は1階の畳の間で、4枚の襖が特徴的なんですが、趣味の本などをたくさんお持ちのご主⼈が『壁⼀⾯の本棚が欲しい』と希望されていました。そこでこの部屋を・・・。」

 

 

――⾒事に壁⼀⾯の本棚!

 

⼭本「これだと相当並べられます!しかも床を畳から板にチェンジしました。これはお客様との話の中で、今は2階の寝室でお休みになっていても、将来2階に上がるのが⼤変になってきます。その時にここを新たな寝室にできるように、ベッドが置ける板貼りにしたんです。」

 

――天井は新しくしたんですか?デザインがかっこいい。

 

⼭本「新しくしました。⽊を編み込んだ網代天井で、本物です!本物そっくりの網代天井っぽいクロスもあるんですが、やっぱりご主⼈が『この家は本物じゃないと』って。それともう⼀つ。『防災』の観点から耐震強度を上げました。昔の家によくありがちな柱中⼼の『点』 で部屋を⽀える構造になっているんですが、耐震のことを考えてもっと『⾯』で揺れを防ごうと、新しく壁を増やしました。」

 

――デザインだけじゃなく、機能性も強化できるのがリフォームのいいところですね。

 

 

――話を聞けば聞くほど、お客様といい信頼関係を築きながらリフォームができたんです ね!

 

⼭本「できた、というより現在進⾏形なんです。建物⼯事が終わったあとも外構⼯事も続けていますし、私も会いに⾏ってお客様こだわりのコーヒーをいただいています! 今年の夏は初盆で、その時に初めて親戚の皆さんがリフォームされた家にいらっしゃったそうです。 その時、ちょっとした『完成⾒学会』みたいになったそうで、旦那様と奥様が1家族ずつ説明してまわっていたそうです(笑)」

 

――まるで浜松建設の臨時営業マンみたい(笑)

 

⼭本「『どこの会社でやってもらったの?浜松建設?佐賀じゃなくて⻑崎の会社なの?なんでそこに頼んだの?』と質問攻めだったそうです(笑)」

 

 

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