2021年5月15日(土)~風の森に新しい施設が仲間入り!!

【コラム】「平屋に見える家」の魅力にせまる

【コラム・かいてきライフ】vol.122 ~「平屋に見える家」の魅力にせまる

 

「平屋に⾒える家」

 

という⾒出しをつけて先⽇⾏われた完成⾒学会。「平屋に⾒える」ということは、「スッキリした平屋に⾒えるが実際は2階建て」という外観の家だったのです。完成⾒学会に⾏けなかった⽅もいらっしゃるので、今回のコラムで特別に公開いたします!

 

 

屋根の形がスッキリしていて⾼さもさほど感じられず、たしかに平屋に⾒える!でもちゃ んと2階部分はあるんですよね?中はどのような構造になっているか、、、の前に! まず最初に触れるべきこの家の特徴は「変形地に建っている」ということです。

 

 

図の⾞が2台⽌まっている駐⾞スペースが道路に⾯している場所。そこから奥まったところに⼟地が広がっていますが、キチンとした正⽅形というわけではなく歪な形をしています。さらには⻄側と北側にそびえ⽴つブロック擁壁!⽇当たりのことを考えても、家を建てるには難しいそうな⼟地ですが…。

 

浜松建設の濵松社⻑いわく、「変形地の設計は、燃える!」と。

 

そこで考えられたのが上の設計図です。右側(北側)の⼟地の形が特に歪ですが、その部分をお庭にしました。外から⾒られにくいプライベートスペースの誕⽣です。ならばやはりウッドデッキは必要でしょう。⼤きくはありませんが、座ったり遊んだり洗濯物を⼲したりできるウッドデッキを設置しました。

 

 

逆に左側(南側)は、⼟地が狭いのが気になるところ。そこで⽇当たりのことを考えて、建物 を少し窪ませ、そこに2つ⽬のウッドデッキを配置。このひと⼯夫で、⾃然光が部屋の中に⼊ってくるようになりました。

 

外観の⾊使いは「⿊+オレンジ」。この配⾊、最近の新築物件に特に多く⾒られます。そう⾔えばこの⽬の前にある「OWNERʼS HOUSE(⾒学可能)」も同じような⾊彩イメージですね。

 

 

南側の光を確保するために窪ませたところには、ご覧の通りコーナーに窓をあつめて光を取り込んでいます!それがまたデザインのアクセントにもなっていますね。

 

 

⽞関はこんな感じ。正⾯にはシューズクローゼットがあり、靴だけじゃなく外で使うグッズを収納できます。来客の際は建具を閉めて隠しちゃえ!

そして家に上がると、2畳ぐらいのホールからすぐにリビングが。つまり「廊下」がほとんどありません!なんと無駄な空間のない設計でしょうか。

 

 

ダイニング+リビングで合計14畳ぐらい、、、+⼩上がり和室3畳+押し⼊れです。ただ数字以上に広く感じます。奥の壁には横⻑いカウンターが付いていて、家族3⼈ぐらいが横 に並んで座っても余裕!⼦どもたちが勉強をしている横でお⽗さんがネットを⾒る、なんて光景が⽬に浮かびます。

 

床は杉材、壁は⾃然素材の「湯布珪藻⼟」。呼吸をすることによる調湿効果で快適に過ごせます。

 

その⼿前に天井からペンダント照明がある、ということはこの辺りがダイニングスペース。 ここに丸型のダイニングテーブルを置くと、空間をより無駄なく使えそうですね。

 

ちょっと⾓度を変えてみると、、、

 

 

 

右側にキッチンカウンターです。1階フロアの中⼼にキッチンがあるという間取り。作業⽤のカウンター、ダイニング、和室、リビングを広く⾒渡せる場所であり、裏側には洗⾯脱⾐所〜お⾵呂があるので家事動線が短い!これは楽!

 

 

 

⼩上がりの和室は3畳+押し⼊れ。コンパクトだけど、これはこれで充分「使える」広さです。⼩上がり部分は引き出し収納。⼦どものおもちゃなどリビングで使うモノを収納すればスッキリします!しかも3枚の障⼦で完全仕切りも可能。

 

天井が⾼くなっているリビングスペースはこちら!

 

 

 

南東のコーナーに窓を集めているから、ご覧の通り太陽の光が⼊っています!隣の家との間隔があまりない和室の窓からの光に⽐べると、明るさの違いが⼀⽬瞭然!

 

2階吹き抜けほどではないですが、少し天井が⾼くなって開放感アップ!屋根の勾配の部分にあたるので天井を⾼くできているんですが、屋根勾配に合わせて天井を斜めにするか、それとも床に平⾏にするかで考えたところ、この床と平⾏天井がデザイン的にいいだろうということで決定したそうです。

 

 

今⼈気のシナベニヤ板の天井で、敢えてダウンライトを付けずシンプルにスッキリと⾒えるように。

 

 

ご夫婦の寝室も1階に。しかもキッチンのすぐ裏側にあります。これは「朝起きてすぐにキッチンで家事ができるように」と、最短動線の場所にしたということです。確かに!これはいい!

 

 

トイレと御⼿⽔は、ちょうど階段下の位置に。デッドスペースを作らない設計というのがコンパクトな家を実現するために必要なこと。 洗⾯脱⾐室はちょっと広め!

 

 

 

天井には格納式室内⼲しが付いているので⾬の⽇も洗濯できますし、逆に晴れた⽇には。

 

 

ウッドデッキで⼲しましょう!

 

さあ、では注⽬の2階です!

 

 

階段を上がったところにカウンター書斎です。広さは2畳分で、カウンターの板を付けているだけなので、下には収納ができます。⼦どもたちが並んで勉強したり読書をしたり。でここが2畳ぐらい。

 

そして⼦ども部屋。今は仕切りがなく9畳の部屋ですが、後で壁で仕切って5畳と4畳に分けることができます。

 

 

つまり2階のフロア部分は合計11畳。このコンパクトさが「平屋に⾒える」を可能にしたのですね!考えようによっては「2階」ではなく「屋根裏のスペース」ですもんね。なるほど、納得しました!

 

このように「快適な暮らし」と「デザイン」を両⽅叶えた家として、家づくりを考えている 皆さんにも参考になると嬉しいです!