【イベントリポート】FM長崎・家づくりMEETING vol.1

【コラム・かいてきライフ】vol.55 ~「風の宿り」建築現場へ潜入②~

「風の宿り」工事現場の足場の一番上からこんにちは。

 

 

「風の宿り」の真ん中の棟の屋根の高さにいます。眺めが素晴らしい!!向こうに橘湾が見えます!ま、実は大の高所恐怖症で、心中穏やかじゃないんですけどね!

でもせっかくなので屋根を見ようと頑張って登ってきました。屋根はガルバリウム鋼板です。

 

 

こうやって見ると、ラインがきれいだなぁ!

そんなわけで今回のコラムも、諫早市森山の「風の宿り」の現場レポートです!建物が建つだけじゃなく、「心地よい空間で暮らし体験ができる」宿泊施設になる「風の宿り」。フロント棟・キッチン棟・宿泊棟の3つの建物から構成される、新しい空間です。

 

そして私は真ん中のキッチン棟の屋根にいるわけです。では足場を降りて、キッチン棟2階へ。

 

 

先程一番上から見た屋根は、軒として建物からかなり外に出ています。そして軒裏は周りの構造材と材質が違うように見えませんか?光沢がありますよね?木目の模様も、杉の木の柱とは違います。

 

ここで使っているのは、ヒノキ!ですから、ん〜〜香りが凄くいいんですねぇ!そして触ってみると、杉に比べてヒノキの方が触ると固く感じるんです。完成して足場が撤去されたら、窓拭き掃除でもしない限り地上から2階分の高さにあるこの軒裏のヒノキにはもう触れませんよね。見学記念にほんのちょっとだけタッチしておきます!()お!ツルツルしてる!

 

さて、こんなものを発見しました。

 

 

 

なんか組み立てて作ってるっぽいな、と想像していたら、これは「テーブル」だと教えていただきました。でも気になるのは・・・手裏剣の形みたいな穴が空いていますけど。

 

 

 

スタッフ「これはこうやって分解して移動が簡単にできるテーブルなんです。少しでも軽くして持ち運びしやすいように、土台の部分に穴を開けてるんです。仕上げの段階で穴は隠れるので。」

 

なるほど、隠れたところに工夫あり、なんですね!

 

さて、先程から何名かのスタッフが協議をしながら作業しているんですが、、、

 

 

 

1階から軒まである長さの木材を合わせていますね。何の作業なんでしょう?

 

スタッフ「ここは下から上まで全部ガラス張りなので、ガラスをはめる木枠を作ってるんですよ。」

 

え!ここ、全面ガラス張りですか!1階も2階も!ものすごい開放感でしょうね!

 

それでは、1番奥の建物・宿泊棟も見させていただきましょう。あ、段差があるから階段ができてるんですね。

 

 

木の階段でオシャレですね!

 

スタッフ「あ、これ、工事中の仮の階段です。」

 

えっ!(笑)あまりにも雰囲気がいいんで、これが完成形だと思った!これはこれでいいですけどね。工事が終わったら、ウチに設置したいぐらい!

 

宿泊棟に到着です。

 

 

 

こっちは足場も撤去されていて、外壁も木の板が貼られているし、だいぶ出来てますね!中に入るとエントランスは木の天井。その木の天井は細長い木材でデザインされているんですが、天井から外に出て長く突き出た軒裏まで一直線!超長い1本の木材に見えて実は3本を繋ぎ合わせてあるんです。

 

 

斜めに繋いであるのは、屋根・天井の角度と重心の関係だそうで、外の軒先の方を見てみると・・・

 

 

先の方が細くカットされてますね。視覚的に薄く長く、奥行きがあるように見えます。ちなみにもっと大きな木が軒裏の別の場所にあって、こちらも先を細く仕上げてありました。

 

 

しかしこの木はでかい!これだけ大きいと年輪もクッキリ見えますね。

 

建物の中はまだ構造材が剥き出し状態ですが、寝室は2つ。

 

 

どちらの部屋も外に向かって大きな窓があり、もちろんウッドデッキもできるそうです!そしてお風呂!

 

 

ここですかぁ。半露天みたいになるのかな?あ、シロアリ対策済の印を発見!

 

 

この宿泊棟も、長く皆さん愛されていくために丈夫じゃないとですね。

 

他にも、窓の切り方や建具の仕掛け等、家づくりの参考になるアイデアも随所に散りばめられていそうな「風の宿り」。完成したらまた現地レポートをお伝えします!